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医療職の看護師は常に人手不足と言われ続けています。もともと患者さんに対し常に心配りし体力が必要な仕事なのに、人手不足も重なり看護師の世界では残業があるのは当たり前となっており、定時に帰れることはほとんどありません。勤務状態によりますが、多い人だと月に40〜60時間残業をしている人もいます。
看護師に限らずサラリーマンの人も平均40時間以上の残業があり、残業代がほとんど出ていないことが多いため、日本はサービス残業が多い国と言われています。看護師も病院によって違いますが、ほとんどの病院でサービス残業が当たり前という風潮があります。サービス残業のレベルは変わりますが、あまりにも多い場合はブラック病院の可能性があります。多くても月5時間程度であればまだ良いのですが、月に何十時間もサービス残業をしていると、それだけで10万円以上損していることになります。毎日たくさん残業しても残業代がつかないと、どんどん仕事に対する労働意欲が無くなり看護師を辞めたいと思い始める人が出てきます。そのため看護師を辞める人も多く、新人看護師が増えても常に人手不足になるのです。
しかし、すべての病院で残業代が支払われないと言うわけではありません。人手不足で忙しいからこそ、残業代を1円単位できちんと支払っている病院もあります。仕事が忙しく残業が多くても、それがすべて残業代としてきちんとそれなりにかえってくるのであれば、自分自身も頑張ったというやりがいにつながり労働意欲も上がります。
看護師の仕事は、入院施設のある病院では日勤や夜勤などシフト制になっています。2交代(日勤、夜勤)や3交代(日勤、準夜勤、深夜勤)の勤務が当たり前でシフトも一定ではなくランダムに組まれるため、どうしても不規則な勤務体制になり生活のリズムが崩れ体を壊す人も多いです。特に女性は体内時計が乱れ、ホルモンバランスに影響を及ぼし婦人科系の病気を患い悩む人もいます。
2交代勤務の場合は長時間の就労時間になり、ただでさえ忙しい仕事なのに長時間となると精神的や体力的に辛くなり余裕がもてなく、辞めたいと考える人が出てきます。憧れて看護師になったのに、シフト制の勤務体制が身体に合わない人もいます。
シフト制ではない勤務体制の病院もあるので、自分の身体に合う病院に勤めることが大事です。看護師を長く続けるコツは、自分のライフスタイルや健康面を考慮して職場を探すことにあります。
シフト制で働く看護師や介護士は残業が多く、そのほとんどがサービス残業です。派遣は自分の希望の勤務体制で働けるので、プライベートを充実させることができます。また、残業がある時はきちんと残業代が支払われます。
病棟で働く看護師の配置基準「7:1」は、看護師が余裕を持って仕事ができる快適環境です。正しい配置基準「7:1」の体制をとっている病院は、仕事の負担が少なく残業もありません。
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目指せ残業なしの生活!医療職は残業が多い仕事です。テレビドラマなどで定時で仕事を終えアフターファイブを楽しんでいる姿を見ると、なぜ自分達の仕事はこんなに忙しいのかとがっかりします。医療職でも残業せずに働ける方法や職場があるので、残業のない生活を目指しましょう!なお、当サイトへのお問合せはこちらからお願いいたします。